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もう11月も、もう後数時間、来年の予定も入ってきました。
来年の1月中旬からドイツとフランスにインテリアファブリックスの見本市に行きます。
今年はドイツだけ、ハイムテキスタイルとドモテックスに行ってきました。
来年のために、今年の展示会を振り返って、
ドモテックスのトレンドの展示を見ておさらいです。

トレンドの展示の全体
手前から【DESIGN】【COLOR】【TEXTURE】のブース

DESIGN
展示されているのは、オーナメントやオブジェ的な、モチーフの象徴性のある柄が多かったです。
コンピューターグラフィック的なデザインをそのまま手織するといったトライアルも。


COLOR
オレンジ、ピスタチオ、パープル、レッドなど、鮮やかで深みのある暖かい色が主体


TEXTURE
去年は、シャギー一辺倒だったらしいけど、今年はやや減ってきた感じでした。
平織りやフェルト糸、シャイニーな感じ、表情があってボリュームのあるものが多かったです。
来年は、どんな感じでしょう。
あんまり景気良くなかったからなぁ・・・
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- 2009/11/30(月) 19:01:03|
- 絨毯作り
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今年7月に中国に試作依頼に行った、
【KISETSU collection】の新作の頭出しが出来上がってきました。
依頼どおり上がっているか確認したり、違っていたら改善したり、
もう一度最終的な仕上がりのための打ち合わせを行います。
【KISETSU collection】の多くのシリーズはチベタン織りという織り方で織っています。
この織り方の大きな特徴は、他の織り方の絨毯に比べて軽く、折りたためることです。
また、織りのスピードも速いので価格も抑え目なのも魅力です。

チベタン織りは立て機で織られます。工場には何機もの織り機が並んでいます。
目の前に織り図をはさみ、確認しながら、マットサイズなら一人でラグサイズなら二人で織ります。
上から釣ってある丸いものがパイル糸になる糸球。森ガールのおうちみたいに見えます。
ここから柄に使う糸を引っ張ってきて織っていきます。
チベタン織りの織り方は独特です。

縦糸の中間に金属の棒を置き、色糸を縦糸に絡めながら巻きつけます。

金属の棒の端から端まで色糸を絡めたら、そのままへらで叩き締めます。

端からナイフを入れパイルの頂上を切って行きます。

これで一段パイルが織れました。この後金属の棒を抜き、締め糸でパイル糸を固定します。
パイル糸をいっぺんに切って行く為早く織ることが出来、
パイル糸が端正に並ぶので、すっきりとした仕上がりになります。
【KISETSU collection】の商品も上品に仕上がってきています。
完成品を見るのが楽しみです。
- 2009/11/19(木) 16:11:47|
- 絨毯作り
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