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ミラノサローネトレンド~ACTUSのセミナー

昨日、毎年行われているACTUSの、
ミラノサローネのトレンドレポートセミナーに行ってきました。

ミラノサローネは今年で50周年だそうですが、盛大なお祭り騒ぎはなく、
私たちは50年前からずっとそのときの新しいトレンドを発信してきている、
今年も同じく今年のトレンドを発信していくと言うスタンスだったようです。

ACTUSはモダンデザインのインテリアを扱っていらっしゃるので、
サローネ会場20万㎡以上の四分の一をしめる、クラシックのトレンドには触れられませんでした。
クラシックのほうは、インド、ロシア、中東等の現在急成長している国々の方でにぎわっていたようです。

モダンデザインでは大型のアウトドアのインテリアの展示が増えていたとのこと。
それもまた、新興国のお屋敷のテラスより外の空間に必要だからではないかと話していました。
BBアウトドアソファ
B&Bのアウトドアソファ。定番のフレームにアウトドア用素材を組み合わせています。


モダンインテリアのトレンドは、去年に引き続き「心地よさの追求」と言う印象。
ACTUSまとめによると、「イタリアデザインを充分に感じさせた上に、
北欧的要素を感じるデザイントレンドが去年より強くなっている」そうです。

チェアーなどは、まず座り心地の良さを優先させて、その上にデザイン性を持たせています。
ソファーにはパイピングやステッチが復活。
それをベースの生地とは別色にしてカラーポイントしているものが多くあったそうです。

パイピングやステッチは、フラットな印象の造形にラインを「きりっと効かす」感じで、
クラフト的な要素をクールモダンにアレンジしていると感じました。
ソファのほかにもグレーのラグの縁に赤のオーバーロックでラインを作ったり、
ベッドスプレッドにも同様のラインポイントが見られたりしました。

カラーは引き続き、モノトーン主体、そしてメロウカラー。
メロウカラーは色相にかかわらず彩度の低い色。

去年のモノトーンは、中濃度のグレーの優しい階調が多かったのですが、
今年は、白から黒までしっかりコントラストが付いていた印象。
白黒の千鳥格子のファブリックや、白黒長市松のカーペットなど。

カラーも、色調を合わせた多色のコーディネートで量も色数も増えたようでした。
ネイビーブルー一色で塗られたシェルフ、ライムイエローの壷など、
ひとつの要素は単色での表現が基本のようです。
それを組み合わせていくコーディネート。
メロウカラー1
会場の写真ではありませんが、モノトーンベースに色調を揃えたメロウカラーの組み合わせ。
大きなアームランプも、ヨーロッパのトレンドだそうです。

また、生きた木のパーテーション、グリーンウォールなど、
インテリアにグリーンを積極的に組み合わせている例が多く見られたようです。
生きた木のはなつ緑のにおい、枯れていく感じなど、
自然をインテリアに持ち込み、心地よい空間とする意図があるようです。
minotti.jpg
屋内の写真ですが、あえて外の生垣が見えるように撮影されています。

素材に付いては、去年ほどやさしいタッチ感を求められていない印象でした。
基本はRAWフィニッシュ。自然な感じ。

ファブリックでは異素材の組み合わせによる縦横の織り効果で質感を出す。
ざっくり感、光沢感、角度によって変化が見える等異なるイメージを内包したもの。

レザーは、重厚感のあるサドルレザーやタンニンなめしをしただけのナチュラルレザーなど、
使っていく中で出来る傷などを、経年変化ではなく経美変化として楽しむおしゃれ感。

木質はウォールナット主体。それもニスなどを塗らないマットで自然な仕上げ。

カーペットはラグが主体。カラーはモノトーンや彩度の低いものが多かったです。
白黒の幾何学的で単純なグラフィック柄の写真もいくつかありました。
シャギーはほとんど無く、ダメージ加工したものが多くみられたようです。
ダメージ+パッチワークのものやダメージ加工のラグを重ねて並べたりと、
ここでも自然な感じの演出をされている印象。

ダメージ加工のラグは、私たち去年行ったドイツのドモテックスでも多かったのですが、
今年の違いは、そのダメージラグばかり扱っているブースがサローネに2つもあったことだとか。
ダメージ加工したラグは通常品の3倍の値段だそうです。
ジーンズもダメージ加工したほうが価値が上がるでしょっとのことでした。
日本ではちょっと難しいかな。ラグの上をはだしで歩くし、ごろごろするし・・・

去年よりは、インテリアのマインドがアクティブになっていると感じました。
去年は、「インテリアに心地良く癒されたい」という感じだったのが、
今年は、「私は心地良く生きていく」と言う積極的な意思を持っている印象です。

去年のブログの記事と比べてみてください。

話してくださった平井さんは、いつもこのセミナーでお話されるのですが、
「このセミナーはACTUS目線なので、是非他のセミナーでも聞いてください」
とおっしゃってました。機会があればまた聞きに行きたいと思います。

写真はELLE DECO6月号から引用しました。




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  1. 2011/05/26(木) 13:21:33|
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Author:aistudio kyoto
京都でインテリアテキスタイルのデザインをしている中で
日本各地に行ったり、中国に行ったり、たまーにヨーロッパにも。
そんな日々の生活をちょこっとずつ書いて行きます。

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