すがすがしい秋晴れの朝。
鴨川沿いで赤い塊が目に飛び込んできました。
彼岸花です。
いきなり湧くように満開です。
話は変わって、蹴上のウェスティンホテルの西隣のギャラリー「虹」へ
永沼理善展
私の大学の同級生の展覧会です。
彼は学生時代から「動く(それも動力を使わず)彫刻」をずっと作っています。
さまざまな形の金属パーツが組み合わされ、
昆虫のような、飛行機のような、ひとつの形となっていて、
それがワイヤーにつるされたり、溝が切られた金属棒の上におかれたりして、
自分の重さでゆっくりと下がっていく動力を使い、
歯車を廻し、羽を羽ばたかせる・・・
そして、動くことにより金属同士が接して、
チリチリカタカタと涼やかな音を奏でます。
静かにゆっくり動く彫刻を息を呑みながら眺めていると、
時間がたつのも忘れてしまいそう。
金属なのに、なんだか生き物のような愛らしさを感じます。
精巧に作られたパーツの組み合わせは、男子必見の美しい細工です。
ひとつの作品は、イギリスに旅立つことが決まったそうです。
イギリスでも涼やかな音を奏でることでしょう。
永沼理善展
アートスペース虹にて 10月2日まで開催中
http://www.art-space-niji.com/
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- 2011/09/27(火) 09:43:28|
- 日々の話
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